2012年4月15日()
 
何度でも、確認できる
 
 シャグマアミガサタケが出てきた。自宅から車で10分ほどの杉林にシイタケ農場がある。昨年の原発事故のため原木栽培は断念され、以後放置状態のままとなっている。仕事道脇にでていたシャグマはいずれも未熟な若い菌なので、撮影しただけで採取はしなかった(a〜d)。フクロシトネタケの仲間も10数個、かなり大きくなっがものが出ていたが、これも大部分がまだ未熟と思われた(e, f)。これらは、数日して十分成熟したら採取に行くつもりだ。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 埼玉県川口市に住んでいた頃には、未熟な子嚢菌でも採取して持ち帰らざるを得なかった。容易には現地を再訪問できなかったからだ。そのため、土や材を一緒に持ち帰って、自宅で何日も追培養してから胞子などの観察をしていた。しかし、追培養は失敗するケースも多かった。
 今は全く事情が変わった。首都圏などの都会と違って、朝食前にちょっと出かけてきて成長具合を確認することができる。未成熟とわかれば、そのまま帰宅すればよい。

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