2012年6月13日(水)
 
高線量国道399号線
 
 昨日の新聞(2012.6.12)によれば、飯舘村長泥地区が7月中にもバリケードが張り巡らされて立入ができなくなる。ここを南北に走る国道399号の長泥地区は九十九折りの狭い山道が続き、その道路脇で楽にきのこを観察できる場所だった。
 国道399号線は福島第一原発からほぼ25〜30kmの位置で、浪江町赤宇木、飯舘村長泥地区などの超高線量地域を通過する。昨年11月6日には国道脇で40.9μSv/hを記録し、今年3月15日には雪に被われていたにも関わらず20μSv/h以上を示していた(雑記2012.3.15)。
 長泥地区のいちづく坂峠では昨日も11〜15μSv/hを示していたが(b, c, f)、居住制限区域に指定されることになった蕨平地区でも、集会所の庭に設置された線量計で5.250μGy/hという高い値を示していた(g)。浪江町下津島では「除染」作業完了の今でも、中学校前で4〜6μSv/hを示していた。「13km先車両通行止め」表示(h)から2kmも行かないところで、機動隊が常駐する検問所があり実質通行止めとなっていた(j)。機動隊員に話を聞くと、北海道からきたのだという。
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
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(f)
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(g)
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(h)
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(i)
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(j)
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 今日から地震で壊れた土蔵、納屋などの解体作業開始。朝、車を移動した。

日( )
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