2012年12月21日(金)
 
庭の乾燥標本
 
 自宅の庭は何もかもすっかり枯れ果てて殺風景になった。緑色を見せているのは一部の常緑の庭木ばかり。その一方で、弱り切った樹(a)や立ち枯れ、倒木などではエノキタケ(b, c)やアラゲキクラゲ(d, e)、ヒメキクラゲ(f)などがそのまんま乾燥標本と化している。
 七〜八種ほど見られる硬質菌はいずれもカラカラに乾ききって、コフキサルノコシカケ以外は胞子もほとんど見られない。菌糸型の確認をしようと軽くほぐしたら、骨格菌糸や結合菌糸がバラバラに断片化してしまった。これまたよく乾燥しているようだ。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 このところゴミ出しに難儀している。ゴミの仮置き場は東に600〜700mほど離れた場所にある。自転車にゴミを積んで運ぶのだが、往きは北西の風が背中を押してくれるので、1〜2分もかからない。ところが、復路は強い風に逆らって自転車を漕ぐのでなかなか前に進まない。5〜6分ほどかかる。分速100〜140メートル、これじゃ歩いた方がよほど速い。

日( )
HOME