2013年4月18日(木)
 
子嚢菌の季節が始まった
 
 朝、いわき市と広野町の淀んだ水流に行ってみた。いずれの地でもカンムリタケの幼菌が顔を出し始めていた(a, b)。最盛期はゴールデンウイークの頃になりそうだ。カンムリタケの撮影をしていると、三春町の知人からケータイに、オオズキンカブリタケが自宅脇の斜面からも出始めたという連絡が入ったので訪ねてみた。
 折しも三春町では滝桜が満開を迎えていて、平日の午前中だというのに周囲は凄まじい渋滞だった。滝桜を車中から横目で見て、目的地の城山に行ってみると、桜が開花しその下の斜面からオオズキンカブリタケが出ていた(c, d, e)。下の休耕畑にもいくつもの子実体が見られた(f, g)。すぐ脇には径15cmほどのオオシトネタケの仲間がいくつか出ていた(h, i)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 三春周辺の渋滞と交通量の多い国道を避けて川内村経由で帰宅することにした。川内村のイワナの郷ではエツキクロコップタケが出始めていた(j, k)。
 帰路夏井川沿いの道をいわき市に向かった。この街道は踏切だらけで曲折する細道が続く。しかし、これまで磐越東線の踏切で遮断機が下りている姿にお目にかかったことが無かった。今日は嬉しいことに、踏切二ヵ所で続いて遮断機が下りている姿に遭遇できた(l)。

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