2013年5月5日()
 
スキー場:きのこは無かった
 
 ゴールデンウイークの5月2日〜4日は専ら室内で子嚢菌の観察研修。東京、神奈川からやってきたメンバーと共に、今年はじめて顕微鏡を覗いた。賑やかな三日間だった。集落の農家では帰省した家族と力を合わせて田植えをする風景が至るところで展開している。
 ゆえあって岳温泉まで行ったので、雪の消えたスキー場の斜面を歩いてみた。目的はCalocybe属の担子菌だったが、残念ながら今年も出会えなかった。スキー場の斜面が一面に明るい紫色を帯びていたので近寄ると、カタクリの大群落がどこまでも広がっていた。幅30m超、長さ300m超の斜面一面にカタクリが花をつけていた。踏みつけずに歩くことはほとんど不可能だった。随所にショウジョウバカマやモミジガサの群落が多数混じっていた。
 
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 マスコミ報道では高速道路がはげしく渋滞しているという。しかし、いわき市から二本松市までの今日の行程250kmに渋滞はなく、平均時速はほぼ50kmで走ることができた。蛙の鳴き声が姦しい季節がやってきた。

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