2013年9月27日(金)
 
胞子は未熟だった:石森山のトリュフ
 
 先日友人と一緒に石森山のフラワーセンターを歩いた。以前トリュフが採れたという場所に行って、三人でホリホリ作業をした。「ないかな〜ぁ」と地面をひっかいていると、友人が「あった!」とほっとしたような声をだした。確かにトリュフが出てきた(a)。長径3cm強ほどの黒い塊状で表面はイボイボに被われている(b)。残念ながらこの日はこれひとつだけだった。
 持ち帰って半分に切断すると、特有の大理石模様があらわれた(c, d)。まだかなり若い。まだ胞子はできていないかもしれないと思いつつ、大理石模様の一部を摘んで顕微鏡に載せた。予測通りまだ胞子はほとんどできていなかった(e, f)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 今朝はよく冷え込んだ。ホームセンターのチラシにはこのことろコタツやストーブの宣伝が賑やかだ。昨日は掘りごたつの底を掃除した。底にはクモ、カエル、昆虫の死骸がいくつも転がっていた。雨は降った。気温は下がりはじめた。秋のきのこが出る環境は整った。自宅庭のマツ樹下には、テングタケ属、ベニタケ属のきのこがいくつも出ている。

日( )
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