2013年12月11日(水)
 
ビロードツエタケ属のきのこ
 
 9月にいわき市の沼の内弁天で採取したキノコである(a, b, c)。たったひとつしか発生していなかったが気になるものはやはり手がでてしまう。ビロード状のかさの美しさにひかれ写真を撮った。いい加減に採取したので根っこをギロチンしてしまった。
 かさ(d, e)と柄(f, g)の密集した針状の毛に感激し、初めて実体鏡での撮影をしてみた(d, f)。顕微鏡下でもほんとに美しく立派な針である。縁シスチジア、側シスチジアは少ない(h)。このきのこは顕微鏡観察時に水で封入したにもかかわらず泡の発生が多く観察に苦労した(i, j)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
 「きのこ雑記」でビロードツエタケを検索してみたら「今日の雑記」に自分の記録が載っているではないか。茨城県鹿嶋市の森で採取、顕微鏡観察したことなどすっかり忘れていた。ツエタケの仲間にビロードツエタケなるものがあるなどもすっかり忘れていた。
 ちょっと離れているとすっかり忘れてしまっている。   (Y. A.)

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