2013年12月23日()
 
フユヤマタケあるいはシモフリヌメリガサ
 
 昨日友人の誘いで、いわき市内を活動の場としているきのこ会に参加させてもらった。気さくで気持ちのよい人たちと一緒に、フユヤマタケを探して若い松林を這いつくばった(k, l)。
 全般的にまだ若い菌が多かったが、カサ径3cmほどの子実体もあった。カサが灰褐色〜オリーブ褐色をしたものが多かったが(a〜e)、明橙色をした子実体が混成していた(g〜i)。ヒダは疎で垂生だが(c, d, j)、橙色の子実体では直生気味の垂生が多かった(g, i, j)。松林のなかでも、背の高い草が茂りハイゴケに覆われた場所に目的のきのこはよく出ていた(l)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 カサ色の異なるタイプのきのこは、いずれも同一種かもしれないし、別種かもしれない。両者の間には上記のように、全体的な大きさとヒダの付き方にやや異なった傾向がみられた。

 保育社図鑑によればフユヤマタケはシモフリヌメリガサHygrophorus hypothejusの一品種に過ぎないという。それならばフユヤマタケとシモフリヌメリガサをわざわざ分ける必要はなさそうだ。さらに、西欧の種Hygrophorus hypothejusはシモフリヌメリガサとは別かもしれない。


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