2014年5月11日() 障子の張り替え
 今日は朝から障子の張り替え作業。2012年に引っ越してきた当時あちこちの障子が破れていた。一部の補修で何とかごまかしてきたが、面倒なので全面張り替えはしないできた。ところが昨年の震度5の地震でさらに激しく破れてしまった。破れた障子というのは何とも貧乏くさい。こうなると放置しておくわけにもいかなくなっていた。それでも昨日まで放置していた。
 そこで意を決して今朝から張り替えを決行した。張り替える障子の枚数は22枚。普通は障子本体をレールから取り外してから、適当な場所に寝かせて作業をするものだ。しかし、わが家は2011年3月の大地震で家自体がすっかりゆがんでいる。外れない障子や全く動かない障子が何枚もある。うかつに動かそうものならバラバラになってしまう。
 立てたままでも古い障子紙をはがすまではよい。しかし、新らしい障子紙に取り替えるのは思いの外面倒だ。紙を貼るにもえらく気を遣うし、カッターで紙を切るのも非常にやりにくい。

 学生時代には「襖クラブ」に加入し、毎週数件の家の襖や障子を張り替えた。これは貧乏学生のためのアルバイト組織だった。45〜50年ほど前のことだ。昔取った杵柄とかで、わが家の障子張り替えにあたって、失敗はひとつもなかったが腰がくたびれた。



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