2014年10月9日(木) センボンキツネノサカズキ最盛期(=衰退開始期)
 センボンキツネノサカズキが最も美しい姿を見せている。最盛期であるが、これは同時に衰退が始まる次期でもある。大きな株では左右幅20cm強(a)、同じく株幅15〜18cm(b, c)といったところだが、多くは株幅8〜12cmほどだろうか(d)。美しい姿を見せている株も、よく見ると随所に「枯れ」はじめの兆候が見られる(b, c)。全般的には既に大半の株が最盛期を過ぎて下り坂にさしかかっている(e, f)。整った姿を見られるのは次の週末あたりまでと思われる。
 ひょっとすると来年はもはや見られなくなることが懸念されたが、前々回と前回の探索で新たに若い小さな株を7〜8ヶ所で見つけた。また、昨日は全く別の沢沿いを歩いてみて、複数箇所でセンボンの発生を確認できた。結果として昨年よりも多くの株が発生したことになる。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 台風18号による降雨からまだ日が浅いためか、他のきのこはきわめて少なかった。昨夜はビールを飲みながら天体ショー(皆既月食)を楽しんだ。


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