2014年11月7日(金) レイマー撮影装置の問題ではなかった
 昨日の雑記で「走査線の写り込み」と表現した現象は、交流電源において起こるフリッカー現象というものだとのご指摘をいただいた。確かに蛍光灯下でテレビ画面などを撮影すると同じような線が写り込む。したがって別段レイマーの装置が悪いわけではない。
 この現象は光源に交流電源を使った顕微鏡では多かれ少なかれ避けられないことになる。一つの解決方としては、光源をLEDにすることだろうか。原理的にLEDは一方向にしか電流が流れないからフリッカーは発生しない。わが家の顕微鏡の光源にはハロゲン球が使われている。ハロゲン球は原理的に交流でも直流でも点灯する。フリッカーが発生するということは交流で使われていることになる。だからこのまま電球部分だけをLED球にしてもすぐに壊れてしまう。AC電源と電球との間に間にコンデンサーを挟んで整流する必要がありそうだ。つまり、根本的な解決には一定の改造が必要になる。何らかの解決策を模索する必要がある。
 フリッカー現象のご指摘をくださった長野県のTさん、ありがとうございました。


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