2015年1月6日(火) 異臭の原因はトイレの排水管
 三年近く前に現在の家屋に引っ越してきた当時から、時々家の北東側から異臭がしていた。家の基礎部分にハクビシンが棲んでいたり、タヌキが床下で死んでいたことなどがあったので、小動物の死骸でもあってそれが腐敗して臭うのだろうと思っていた。そういう要因の異臭もあったかもしれないが、根本的な原因はどうやら違っていたようだ。
 昨年の11月の中頃、標本室や北側の室内に突然強い悪臭が漂うようになって、12月になるとこれが慢性化しはじめた。トイレの汚水がどこかで漏れているのは間違いない。2011年の大震災でトイレの汚水管にズレか亀裂でも生じて、浄化槽に行くべき汚水がジワジワと床下に滲み出していたのだろう。これが昨年11月頃に外れたか破損したと考えられる。
 昨日家主さんに話をすると、その日の内に業者がやってきた。便器を取り外し床下や外壁などをいったん開放状態にして改修工事をする必要があり、早くても工事は来週以降になるという。それにしても床下に貯まったと思われる汚物の処理をどうするのだろうか。

 この三年間、わが家には北は北海道から南は九州まで多くのきのこ関係者が訪れてくれた。今後も訪問者は気持ちよく迎えたい。しかし、配水管の修理と異臭問題が解決しないうちは、新たな訪問者を受け入れることはできない。古い家屋にはいろいろなことがあるものだ。



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