2015年6月5日(金) 小さくても老菌:カンゾウタケ
 いわき市界隈では長いこと雨が降っていないため、どこもかしこもすっかり乾燥していて、きのこの姿は見られない。そこで、昨日北茨城市の平潟漁港の神社まで行ってみた。ここには、スダジイとタブノキの老木が多数ある。カンゾウタケは確実に出ているはずだと思った。
 例年なら大きくて鮮やかな色を帯びたカンゾウタケが多数でているはずだが、今年はまるで様子が違っていた。大きく育ったものは少なく(a, b, d)、色もすっかりくすんでいた。幅5〜8cmほどの小さなものが目立ったが、この大きさですっかり老熟していた(e, f)。足元は予測通りカラカラに乾いていた。タブノキ上のマユハキタケは全く成長していない
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 最後の庭の草刈りをした。あと三週間でこの家から退去するのだから、今更草刈りなどせずともよいのだが、伸び放題の草を放置しておけば周辺の農家に迷惑をかけることになる。


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