2015年9月6日() 珍妙なSuillus(ヌメリイグチ属):金精山
 昨日は二週間ぶりに朝からよく晴れた。ふだんはam7:00前に出かけることは殆どないが、天気が良いので珍しくam6:00過ぎに自宅を出発して奥日光に向かった。7:00少し過ぎに金精トンネル前の駐車場に到着すると、すでに30台以上の車が停まっていて、駐車スペースはほとんど満杯だった。主に首都圏ナンバーの車で、金精峠から日光白根山向かう登山者の車らしい。
 登山者に混じって急登の道を峠に上り、日光白根山に向かう登山道を進むと、いたる所にヤマイグチばかりがよく目立った(a, b)。登山道からは男体山・湯ノ湖やら菅沼・丸沼が一望のもとに俯瞰できたが、am10:00頃になるとすっかり雲に覆われてしまった。。
 ヤマイグチの仲間はいろいろ出ていて、シロヤマイグチ(c, d)やら、柄の上部が赤色のヤマイグチ(e, f)、アオネノヤマイグチ、スミゾメヤマイグチとおぼしきものなどいろいろ見られた。
 切り立った尾根の右側の急斜面に妙な姿のイグチ(Suillus)が多数でていた。ハナイグチに似ているが、カサ表面が特徴的で、尾根上の登山道から見るとヒョウの模様のようだった(g〜j)。おっかなびっくり斜面を下り、樹につかまりながらなんとか10数個のきのこを撮影した。キノボリイグチの大群落を見たのは初めてだった。斜面にはアミハナイグチもあちこちに群生していた(k, l)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 他にもオニナラタケ、フウセンタケ属、チチタケ属、アカヤマタケ属、テングノメシガイ属などにもいくつも出会った。気が向いたら、後日雑記にメモすることになるだろう。


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