2015年10月29日(木) 色合いは随分違うけれど・・・
 先にチャミダレアミタケと同定(雑記2015.10.27)したキノコと同じ日に、別の都市公園で採取したきのこ(a〜d)は、裏面を見ると乱れて変化の大きい網目様の管孔状、その先端部は歯牙状ではなく比較的平坦で、穴の大きさはチャミダレアミタケと変わらない(c)。
 また一昨日(10月27日)に奥日光の中禅寺湖畔で採取したきのこ(f〜i)も色合いは違うが、両者ともに子実体の縦断面(d, i)をみても、管孔部の形や大きさ(b, g)、ミクロの姿もチャミダレアミタケのそれとほとんど同じ三菌糸型で(e)、原菌糸にはクランプがある(j)。
 肉眼的な姿(a, f)は、先のチャミダレアミタケとは色合いがかなり違うがこれらのきのこもチャミダレアミタケなのだろう。なお両者ともに胞子は全く見られなかった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
 昨日は日光市の特定健康診断の日。近くの大沢集会場には沢山のクルマがやってきた。am8:20に到着して健診が終了したのはam9:40だった。その後、日光市清滝の南側に位置する山に入ってみたが、いずれも杉林ばかりで、きのこ観察に適する場所は見当たらなかった。


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