チャミダレアミタケなのだろうが・・・ | |||||||||||||
奥日光で10月末に松の倒木に出ていた硬いキノコがある。一部を採取して持ち帰っていたが、これまでずっと放置してあった(a, b)。チャミダレアミタケだろうと思うが、いくつか気になることがあった。とりあえずチャミダレアミタケの仲間としてメモしておこう。 チャミダレアミタケはたいていが広葉樹に出るが、このキノコはアカマツから出ていた。また、カサ上面の基部が太い棘のようになっているものが多く、棘の高さは4mmに及ぶ(c, d)。棘になっていないものでは、やや薄色でクシャクシャに縮れたような状態のものが多い(a)。 菌糸構造は三菌糸型で(g)、原菌糸には豊富にクランプが見られるが(h)、骨格菌糸にも原菌糸にも興味深い姿形のものが多数見られる(i, j, k)。子実層には特に変わったものは見られない(l)。例によって胞子は全く見つけられなかった。 |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
農産物直売所に並ぶ品物も、いつのまにやら正月用品やおせち料理の材料ばかりになっていた。今年はなかなかうまくできなかったせいか好物の干し柿がやたらに高価だ。 | |||||||||||||
HOME |