2016年2月3日(水) 怖い怖いアブラ氷の路面
 昨日はよく晴れて風もなく暖かな一日だった。それでも午後3:00頃の自宅の外気温は4度ほどだった。自宅前の市道はS字状の坂道で終日ほとんど陽が射さない(a)。また地形の関係からか周辺よりも気温が低い。このため冬期は車のスリップ事故が多く、市の維持管理課にとっても最も頭の痛い場所の一つらしい。先月18日と30日に降った雪が、日向ではかなりとけたにもかかわらず、日陰では未だに沢山残っている。写真(a〜f)はすべて昨日昼頃の自宅前の市道だ。
 積雪があるとすぐに除雪車がやってくる。除雪車が通った後には排除された雪が車道脇に積み上がる。歩道があればそこは雪塊の丘となる(b, d)。周辺の住人が除雪した歩道(d)の一部に昨日ようやく路面が現れたが(c)、歩行者は頻繁に車道の端を恐る恐る歩かざるを得ない。その路面だが、晴れて気温が上がると融けた雪が日中流れ出し、夕方になるとテカテカのアブラ氷状態となって凍りつく(e, f)。車にとっても歩行者にとっても最も恐ろしい路面だ。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 初めて栃木県立博物館の収蔵庫の中に入った。地方博物館の例に漏れず、栃木でも収納スペースと予算不足から、配架できずに段ボールに入れられたままの標本が目立った。それでも、蘚類の異端児ナンジャモンジャゴケ(Takakia lepidozioides)標本ときれいに姿と色が保存されたアカイカタケ(Aseroe rubra)標本などを見ることができた。


日( )
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