2016年11月17日(木) 温泉とカラマツ林のきのこ
 紅葉最盛期には迂闊に近寄れないのが和の湯温泉 やしおの湯(l)。この温泉に行くには観光客の車で大渋滞する国道を通らないとたどり着けない。渋滞を避けるための裏道や抜け道はひとつもない。昨日はそろそろ紅葉渋滞も下火になってきたので、すぐそばのカラマツ林を観察したのち露天風呂で紅葉を楽しんだ。風呂からの紅葉には深い味わいがあった。
 比較的若いカラマツ林(a)にはコンキタケ(根気茸)すなわちキヌメリガサが多数でていた(b〜e)。数は少なかったがシロヌメリイグチ(f, g)やスギタケ(h, i)なども見られた。一方、背丈の高いカラマツ林やカラマツ幼樹林ではきのこの姿はほとんど見られなかった。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 キヌメリガサは美味しいきのこだが、カサ表皮は粘性が強くカラマツの葉が多数こびりついている(j)。水没させて一つ一つこれを取り除くのにはかなりの根気がいる(k)。すまし汁にした。


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