2017年4月2日() 最後となる「古典ギリシア語初歩文法」講座
 明治学院大学言語文化研究所の今年度の読書会の案内が発表された。「受講料無料。どなたでも参加できます」という今の時代には珍しい講座も今年度が最後となり、講座数も三つだけとなった。古典ギリシア語初歩文法の講座もこれが最後となる。4月15日(土)〜2018年1月20日(土)まで毎週土曜日の13:00〜14:30。金子圭司講師の熱意と善意による講座だ。
 西欧文化を理解するにはギリシア語・ラテン語の知識は不可欠だ。科学・芸術に携わる者ならば、せめて辞書を引けばなんとか趣旨を理解できる程度の知識は欲しい。立花 隆氏は大学書林の「ギリシア語四週間」を使って学習したというが、普通の人が書籍からだけで古典ギリシア語を学ぶのは至難の業だ。このさい本講座を利用したいものだ(雑記2017.2.25)。
 なお、金子圭司氏の自主講座 <アリストテレス『魂について(デ・アニマ)』> や <プラトン『ソクラテスの弁明』> は非常に充実しているが、初歩文法を一通り十分に理解していない限りついていくのは無理だろう。それにしても、都内や首都圏在住の人が羨ましい。


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