2017年6月14日(水) この乾燥の中でよくまぁ!
 6月12日の月曜日に奥日光で出会ったきのこについてのメモ。この日は天候不順で、晴れていたと思えば突然雨になったりという不安定な空模様で、気温も終日摂氏12度前後で寒かった。3月頃からずっと雨が少なく、地肌はすっかり乾燥しきって、倒木や立ち枯れ樹はすっかり乾燥しきって色も白くなっている。きのこに関しては絶望的な日々が続いている。
 歩いていると遠くの立ち枯れ樹が縦長の黄色い塊に覆われていた。冗談だろうと思って近づいてみると、地上2〜5mあたりの高さに若いタモギタケの大きな株がビッシリとついていた(g)。それぞれの株は差し渡し15〜30cmほど(h)。根元にも大きな株がいくつも出ていた(i)。近くの倒木にも成菌の大きな株がいくつもついていた(j)。いずれも材はよく乾燥していた。
 お目当ての一つであるヒロメノトガリアミガサタケは8〜10本ほどしか見られなかったが、大きく育っていた。ただ、乾燥のためいずれも頂部がしなびていた(m〜p)。他にはオオワライタケ(k)やアシナガタケの仲間(q)、腐朽材からでる白色の小さなきのこ(r)、チャワンタケの仲間(l)などに出会った。チャワンタケの仲間は5m四方位の範囲に40株ほど群生していた。
 
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 昨日は終日肌寒く霧雨が降り続いていた。しかし雨量はというと検出不能(non detectable)。日光だいや川公園まで行って今週末の実習用蘚類3〜4点を採取してきた。
 コケの「観察覚書」にイワツキヤスデゴケを追加した。10年ぶりに茎葉体苔類を観察した。
 「駄言駄菌」に「胞子の両端が特徴的:クリイロチャワンタケ」を追加した。


日( )
HOME