2018年3月27日(火) 鞍掛山ハイキング
 地元の名山鞍掛山に登ってきた。先日鞍掛峠から登れるとばかり思い込んで金精様に車を停めたがそこからの登山道はなかった。国土地理院の1/2.5万地形図には山頂への道は記されていないが、宇都宮ハイキングクラブ編『栃木の山150』(2013)に掲載の地図には登山道が載っている。そこで、改めて鞍掛峠とは山の反対側の鞍掛林道の終点近くに車を駐めた。
 思いの外しっかりした登山口の標識(a)や案内板(b)があった。径は杉林の中を登り(c)、鞍掛山神社(d, e)を過ぎると分岐点となる(f)。左の岩コースを進むとすぐに鎖の張られた急斜面が現れる(g)。登りきると山頂に続く尾根にでた。奥の院(h)を左手に見て、少し進むと古賀志山方面への分岐があり(i)、すぐに山頂(alt 492m)に達する(j)。展望はまるできかない。岩のゴロゴロした尾根道を進むと大岩(k, l)に達する。ここからは宇都宮市街方面の展望が開けた。この先から鞍部を右に降りると30分ほどで元の登山口に到着した。
 この日は初夏のような暑い日でかなり汗をかいた。山頂部の稜線で二人のハイカーに出会った。彼らは大岩の側からやって来て古賀志山方面に抜けていった。大岩からの下山途中、といってもかなり下で思いがけない人達に出会った。
 サングラスをかけた男性と細身の女性がやって来てこれから鞍掛山に登るのだという。女性から「こんにちは。誰だかわかりますか?」と声をかけられた。誰だか全く見当もつかなかったが、サングラスを外すと見慣れた顔がにこやかに現れた。なんと、いつも奥日光でハイブリッドバスを運転している馴染みの運転手さんだった。15分ほど立ち話をして別れた。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 登山口近くの駐車スペースまでわが家から17Km弱しかない。猪倉山や多気山、県民の森など、先日までの山歩きはいずれも「ピクニック」だったが、鞍掛山はひさびさの「ハイキング」となった。帰路途中の田川土手でツクシンボウを摘んで、昼頃に帰宅した。


日( )
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