2018年8月26日() イグチ類も豊富にでていた:龍王峡遊歩道
 先日の龍王峡遊歩道では多くきのこに出会ったが、今日はそのうちからイグチの仲間を取り上げた。掲載した順はたまたま出会ってなおかつ撮影した順番だ。昨日のテングタケ属もそうだが、手に取って観察してはみたが撮影しなかったイグチ類が結構あった。
 ウツロイイグチ(a, b)には昨年の同じ頃にやはり龍王峡で出会っている(雑記2017.8.25)。アケボノアワタケなのだろうが、ホオベニシロアシイグチにもシロヤマイグチにも見えるイグチがいくつもあった(c, d)。カサが白色のものから褐色のものまで、シロヤマイグチはいくつも出ていた(e, f)。ニガイグチモドキ(g, h)、ヤマイグチ(i, j)もよく見られた。
 ヤマドリタケモドキかと思ったイグチの柄には網目模様がまったくなかった(k, l)。やけに黄色い大型のイグチ(m, n)や柄が赤い粒点に追われた青変性の強い大型イグチにも出会った(o, p)。アカヤマドリ(q)、シワチャヤマイグチ(r)は比較的少なかった。
 カビに犯されているわけでもないのに、柄が真っ白で編み目模様があって孔口部が菌糸に覆われたイグチが幾つかでていた(s, t)。もしかしたらシロヤマドリタケ(池田仮称)の若い菌なのかもしれない。特徴的な黄色い柄をもってビロード状のカサ、変色性のない大型イグチがいくつも出ていた(u〜x)。先日の龍王峡では他にもチチタケ属やベニタケ属、キシメジ科などにいくつもであったが、このあたりで龍王峡のきのこは打ち止めにしよう。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
(s)
(s)
(t)
(t)
(u)
(u)
(v)
(v)
(w)
(w)
(x)
(x)
 昨日の午後は何度も激しい雷雨に見舞われた。迂闊にも二階の窓を開けていたので部屋の一画がすっかり水浸しになってしまった。このしくじりは二度目になる。今日は栃木県立博物館で行われる科博の細矢さんの講演会に参加することにした。


日( )
HOME