2018年9月8日() 菖蒲が浜から千手ケ浜を経て西ノ湖へ
 龍頭の滝の臨時駐車場に車を停めて菖蒲が浜から中禅寺湖畔を千手が浜に向かうハイキングコースを経て、千手が浜から西ノ湖方面へ歩いた。
 菖蒲が浜から千手が浜への湖畔沿いの道にはあまりきのこはなく、ただやたらに束生して群生するハンノキイグチがやたらに多かった(a〜d)。ツキヨタケ(e, f)やらヒメベニテングタケ(g, h)もよく出ていた。千手が浜から千手堂へ向かう道筋では久しぶりにスギヒラタケ(i, j)に出会った。その近くには何種類かのアカヤマタケ属のきのこが見られた(k, l)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
   
 千手が浜から西ノ湖方面へのハイキングコースの途中では、久しぶりにニカワウロコタケ(m)やホシアンズタケ(n)に出会った。ちょうど今はツノシメジの最盛期らしく30〜40個ほどの子実体に出会った(o〜q)。日光ではこれまでツノシメジはカンバから出たものしかみたことがなかったが、この日は初めてミズナラ倒木から発生しているのを確認した(r)。
 西ノ湖周辺では、ワタカラカサタケなどの近縁種(s, t)やスギタケモドキ(u, v)が幼菌から老菌まで見られた。さらに龍頭の滝に向かう小径にはウツロベニハナイグチが見られた(w, x)。
 
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
(s)
(s)
(t)
(t)
(u)
(u)
(v)
(v)
(w)
(w)
(x)
(x)
 ハイキングコースの途中で出会った若い男女二人の会話が耳に入ってきた。遊歩道のすぐ脇の倒木には、明るい色の若いニガクリタケが群生していた。
 「わあ〜きれい、まるでナメコみたいだね」
 「みたいじゃなくて、これはナメコそのものだよ」
 「でもスーパーで買ったばかりだから今日は採るのはやめるわ」
 「そうだね、残念だけれどこの次にまた来たら採って帰ろうよ」
どうしてこれがナメコに見えるんだろうか?


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