2019年4月7日() 痛感!:素材が悪いとすべてが台無しだ
 今年は2月以降雨が非常に少なく、どこもかしこもすっかり乾燥し切って、ちょっと風が吹くと砂ぼこりと杉花粉が多量に舞っている。例年だと今頃は良質のツクシンボウが採取できるのだが、今年は全く様子が違う。
 田川堤には沢山出てきてはいるが(a)、霜と乾燥のため頂部が黒くなり全体がスカスカの頼りなげな姿のものが大部分で(b, c)、整った姿のものがほとんどない。厳選してわずかでも食用になりそうなものを選んだが(d, e)、例年のような姿とは大違いだ。熱湯に曝してから調理して佃煮風にしたがあまり美味しくない(f, g)。
 午後散歩の途中で、田川堤のツクシンボウより少しましなものを少し摘んだ(h, i)。これも朝と同じく佃煮風にしつらえた(j〜l)。朝のものよりずっと上品な味だった。
 全く同じような出汁と味付けをしても、素材の違いがここまで味を変えてしまうのかと、あらためて痛感した。確かに素材選びは重要なんだと再認識した。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 来月11日(土)に行なわれる菌類懇話会総会・講演会に出席するために、当日夜の宿を予約した。新宿歌舞伎町にあるカプセルホテルで総額4,300円になる。


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