2019年8月22日(木) 17年ぶりの感動的出会い:キヌオオフクロタケ
 中禅寺湖畔の龍頭の滝から湖の北岸を千手が浜に向けて歩き、千手が浜からハイブリッドバスの西ノ湖入口まで散策した(a)。体調がすぐれず歩くのが辛かった。
 天気予報では午後雨というので、早朝am6:00前に龍頭の滝駐車場に到着した(b)。龍頭の滝の水量はとても多く(c)、菖蒲が浜駐車場にも車は一台もいなかった。
 歩き出すと沢山のHygrocybe(アカヤマタケ属)のきのこが足元に並んでいた(d)。やや進んで(e)暗い樹林の遊歩道に入るとクチベニタケ(f)が散発的にでていた。起伏のある道をすぎて浜沿いの道にでると、am7:00前だというのに釣り客の姿があった(g)。
 ヒメベニテングタケがよく出ている(h, i)。千手が浜にでると湖面の向こうに男体山がくっきりと見えた(j)。千手ケ原ではタモギタケ(k, l)がでていた。マルバダケフキに囲まれた遊歩道を進み(m)、ミズナラ林に入るとここでもヒメベニテングタケがあちこちに顔を見せてくれた(n)。巨大なオオカボチャタケにも会えた(o)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 遠くの立枯れのやや高いところに白い大きなきのこがついているのが見えた。近づいてみるとキヌオオフクロタケだった(p)。1mほどの丸木を抱えて立てかけ、その先に立って苦しい姿勢で撮影した(q)。とても美しいきのこだ。奥日光でキヌオオフクロタケに出会ったのは17年前(雑記2002.8.8)。また出会いたいとずっと願っていたが、これまで姿を見せてくれなかった。キヌオオフクロタケに出会えたことで強い疲労感がいっぺんに吹き飛んだ気がした。駐車場に戻ったのはam11:00前だった(r)。
 帰路やしおの湯につかったが、強い疲労感に襲われて休憩室で横になった。気がつくと1時間ほど眠っていた。神橋あたりから下はずっと雨で、自宅に戻る頃にはバケツをひっくり返したような強い雨になり、視界が極端に悪く運転が怖かった。
 それにしても最近20日間ほど続いている倦怠感と疲労感はいったい何なのだろう。


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