2020年10月11日()  成人健康診査(集団検診)のこと
 先日今市保健福祉センターで受けた健診に付いての覚書。もともとは春先に実施されるはずだったが、コロナ禍で延期されて10月に受けることになったものだ。
 多分他の自治体でもそうなのだろうが、この健康診査は市民の義務となっている。期日までに受診希望日の申込をしないと、市の健康科から執拗に電話がかかってくる。うるさいのでこれまでも必須とされる最低限の特定健康診査(無料)だけを受けてきた。
 実施項目にはオプションで、胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、骨粗鬆症の検診がある。これらはそれぞれ別料金だが、70歳以上の市民は無料で受けられる。そこで多くの高齢者はこれらのオプションをすべて受けているようだ。
 これらのがん検診は過去に一度だけ受けたことがあるが、ここ数年は全く受けていない。今後も受けるつもりはない。検査結果がごくごくわずかでも標準値(基準値)から外れると、強く精密検査(有料)を薦められる。拒否すると何度でも電話がかかってくる。これらの検診は、市民のためというより医師会と製薬業界のためにあって、「病人」をわざわざ作り出しているのではないかと思うからだ。
 例年受付で何度か確かめられる。曰く、がん検診を受けないでよいのですか。70歳以上の方は無料で受けられますよ、と。まぁ、とにかく今年も義務は果たした。検査結果が判明するのは三か月後だ。


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