2020年12月12日()  えっ、今頃またコウボウフデが!
 昨日(12/11)からもみじラインと龍王峡ライン(両者とも日塩有料道路)が無料化された(a)。そこで昼食後にこの龍王峡ラインを通って龍王峡に行った。
 さすがにもうこの時期になると駐車場はガラ空きで、観光客の姿は極端に少なかった。渓谷の樹木はみなすっかり裸になっている(b)。おまけにこのところ長いこと雨が降っていないので、湿原の部分もいくつかある池もすっかり干上がっている(c)。もちろん野草の花は全くないし、きのこの姿も見られない。
 ところが、コウボウフデにはまさかと思わせることが起きていた。前回龍王峡を訪れたのは11月16日だった(雑記2020.11.17)。その折にまだしっかり直立していた子実体は柄が更に細くなって倒れていた(d)。しかしそこから5mほど離れた場所に比較的新鮮な子実体が何本か見られた(e)。昨年も先月もここにはコウボウフデの姿はなかった。このうちの1本を掘り出してみると、菌蕾の部分もまだ新鮮な状態だった(f)。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 龍王峡ラインが日塩有料道路の一部であることは知っていた。さらにその手前から龍王峡ラインに続くシルクウェイ(鬼怒川有料道路)も日塩道路の一部だとばかり思っていた。ところがこの部分は日塩道路とは全く別であることをはじめて知った。たかだか1.7Kmしかないにも関わらず通行料260円を取られてしまった。高い授業料になった。


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