2021年6月24日(木)  事故から4日目の症状
 谷間を転げ落ちるとき、途中の岩に腕や脚をいやというほど強くぶつけたために、あちこちが腫れたり出血を伴うキズを負った。いまその部位は強い筋肉痛を起こし、立ったり座ったりする時に強い痛みを伴う。特にしゃがみこんで物を拾うような姿勢が辛い。
 肋骨と肩の骨折部位には内出血だけで出血がなかったが、これは背中のリュックが最初に落石の衝撃を受けたと思われるからだ。次いで右肩と背中に当たったようだ。
 昨夜初めて車からリュックなどを下ろした。リュックの中の非常食の缶詰が潰れて中身がとび出していた。もし直接第一次的に右肩や背中側に落石を受けていたら間違いなく粉砕骨折をしていたことだろう。つくづく衝撃の強さと強運を感じさせられた。
 事故から4日目。今は肋骨部の鈍痛は薄れ、何もしないでじっとしている限り呼吸困難や痛みは感じない。ただ、くしゃみや咳をしたときの苦しさと痛みは全くこれまでと変わらない。鼻をかむときの痛みもそのままだ。腕や脚の腫れはかなり引いてきた。
 いま最も辛いのは夜布団に転がるときと朝布団から起き上がるときだ。横になったり起き上がったりがこれほど苦痛を伴うとは思いもしなかった。そこで疲れたり眠くなっても、迂闊に横になるわけにはいかず、椅子に腰かけてウトウトするようにしている。
 帰宅直後は両足や腕が腫れて、着衣を脱ぐのに苦労したが、今は早くも腫れはかなり収まってきた。腕や脚の出血は止まりかさぶたができ始めとてもかゆい。

 昨日昼の暖かい時間に自宅の風呂にお湯を張って入浴した。事故後初の入浴でようやくさっぱりした。体は脂汗と泥と血糊で汚れていたらしく、風呂の湯がかなり濁った。この4日間ずっと着っぱなしだった寝巻や血糊のついたズボンや上着は洗濯した。



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