2021年12月8日(水)  独り暮らしには大き過ぎる冷蔵庫だが
 わが家の冷蔵庫は高さ180cm、幅60cm、奥行き68cmもあり(a)、独り暮らしにとっては大き過ぎる。いや年寄り夫婦二人だけにしても大き過ぎる。全体が三室になっていて、上段が冷蔵室、中段が野菜室、下段が冷凍室になっている。
 これは20年ほど前に、夫婦二人できのこ観察を始めた頃に買い替えたものだ。おりしもこの頃詳細なきのこ観察を始め、採取したきのこを一時保管する冷蔵庫が欲しかった。新たにきのこ専用にもう一台買うか、それともそれまでの小型冷蔵庫を買い替えるか検討した結果この大きな一台に買い替えた。あれから既に20年間利用してきた。
 春から晩秋までは冷蔵庫の三分の二ほどがきのこで埋まっていたが、日光に転居する前までは、冬場はガラガラに空いていた。もともと冷蔵庫に納めなくてはならない食品は少なかった。2018年6月に妻が亡くなったのを契機に、きのこ研究からは足を洗い、きのこは単に鑑賞するだけの対象となり、一時保管場所もほとんど不要となった。
 独り暮らしになってからは冷蔵庫の食品はますます減った。冷蔵室(b)や扉の内側(c)にはゆとりがあり、野菜室(d)と冷凍室(e, f)にはたっぷり空きがある。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
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 夏場は冷蔵庫にビールやスポーツ飲料(b)、お茶などが入っているが(c)、冬場になると凍っては困るものが収まる。日光の冬は寒い。野菜など台所に一晩放置すると忽ち凍ってしまう。そこで冬場は温蔵庫になる。この大きさは冬場に重宝する。
 今の時期野菜室がガラ空きなのは日光が寒いからだ。日中でも暖房をしていない部屋の温度は野菜室のそれと変わらない。野菜類はわざわざ冷蔵庫に入れなくとも、あたりに放置しておけばよいからだ。白菜、根菜類、トマト、ネギ、果実等は室内に放置だ。


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