2023年4月10日(月)  イワウチワに逢いたくて:二股山
 イワウチワに逢いたくて午前中近郊の二股山を散策した(a, b)。しかしただの一つも出会うことはできなかった。この季節多くの人がこの山を訪れる最大の理由はヒカゲツツジやアカヤシオに出会うためだ。この両者ともに極わずかしか咲いていなかった。
 朝8時少し過ぎ、この山への途中の路上から前方に二股山を仰ぐことができた(c)。南峰と北峰との間のキレットはかなり急に切れ落ちているのがわかる(d)。駐車場に着いたのはam8:25頃。既に7台ほどの車があった(e)。少し歩くと周回コースの案内板が現れる(f)。山歩きが主目的ではないので、素直に往路を行く。山の神の祠などを過ぎ(g)、ロープの張られた急斜面などを登る(h)。イワウチワの姿は全くなかった。
 途中ピンク色のヒカゲツツジ?がわずかに咲いていた(i)。やがて雷電様を経て(j)、二股山南峰に着いた(k)。この周辺では例年4月10日前後にはヒカゲツツジが多数咲き誇る。しかし昨日は、まだ大部分が小さな蕾状態で、淡い黄色のヒカゲツツジがごくわずか咲くだけだった(l)。山頂で出会った人が、昨年は4月4日に来てかなり多くのヒカゲツツジが咲いていたといって、嘆いて往路を戻って行った。
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 南峰から北峰に向かうにはロープの張られた急斜面の岩場をキレットまで降りなければならず、この周回コース最大の難所だ(m)。花の鑑賞だけが目的の人たちは南峰から元の道を戻るようだ。キレットから北峰まではまた岩場の急斜面(n)。ただしこちらは迂回路があり、北峰には電波塔と構築物がある(o)。
 この周辺では赤色のツツジがわずかに咲いていた(p)。背戸山という標識と下沢城跡という標識のあるピーク(q)を下り、再び周回路の起点を経て駐車場に戻った(r)
 
(m)
(m)
(n)
(n)
(o)
(o)
(p)
(p)
(q)
(q)
(r)
(r)
 周回コースをただ歩くだけなら2時間半ほどあれば足りる。しかしイワウチワをはじめ、アカヤシオ、ヒカゲツツジ、ユリワサビなど、多くの花が咲いていることだろうと思い、じっくり鑑賞・観察・撮影などをしようと4時間ほどを見込んでいた。
 そのため朝握り飯を作って持って出かけていた。しかし期待が外れてam11:00前には下山していたので、自宅に戻ってから昼食にした。来週末以降に再び出直しだ。


日( )
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