宅内引込線から光クロージャーに繋がる分岐線のところまでケーブルを引いて(d, e)、次いで作業車を移動させた(f)。道路上に車を停めるので最初に危険防止のため作業をし、路上には警備員が配置された(g)。分岐線との接続作業が終わると(h, i)、再び宅内作業が行われ新たな光回線ソケットが設置された(j, k)。ここから先は自分で行う作業だ。新しい光ケーブルを新たな終端装置とホームゲートウエイに接続してすべての作業が完了した。
引込線工事のためにやってきたのは作業担当者一人と警備員一人の計二人だけだったが、およそ一時間ですべての作業が完了した。一人での作業は結構大変そうだった。従来は作業担当者は二人半だったのだが、経費節減と人員削減で今は一人になったという。慣れるまでは大変だったらしいが、見ていると実に手際よく作業を遂行していた。
すべての接続が完了してから10分間ほどすると、ホームゲートウエイのランプが正常に点灯した。この後は何もせずともこれまで通りインターネットに繋がった。次いで固定電話の確認をすると、確かに従来の番号に電話すると「機器の故障か、あるいは既に使われておりません」とメッセージが返ってきた。ケータイから新しい固定電話番号にかけてみると無事につながった。さてさて、これから電話番号変更の連絡をあちこちにしなくてはならない。
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