傘 | 径5〜15cm、初め中央がくぼんだまんじゅう形〜開いたじょうご形、縁は永く内に巻く。表面は淡橙黄色で、やや濃色の同心環紋があり、湿時やや粘性あり。 |
ヒダ | 直生〜やや垂生し幅狭く密、傘より濃い色。 |
柄 | 3〜10×1〜2cm、円柱形で下方やや細まり、傘とほぼ同色でクレーター状の浅いくぼみがある。幼時中実、やがて中空。 |
肉 | 淡橙色で乳液は橙朱色、やや多量に出て変色しない。 |
胞子紋 | 淡黄色 |
発生環境 | 夏から晩秋、おもにモミ属の樹下。 |
胞子など | 胞子は広楕円形で表面に網目模様あり、7.5〜10×6〜7.5μm。シスチジアは紡錘形〜便腹形 |
食毒 | 食。 |
異名/方言 | あかちたけ、あかはつ、あかはつたけ、あかんぼう、じょうぼたけ、はつたけ、ろくしょう、ろくしょうはつたけ |
※本稿の記述にあたっては、「参照文献など」に記載の文献を参照させていただきました。