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[標本番号:No.1148 採集日:2017/01/12 採集地:栃木県、日光市] [和名:ギンゴケ 学名:Bryum argenteum] | |||||||||||||
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今月1月12日に自宅の庭の石垣に小さな白色の塊となっていたギンゴケを採取したが、体調を崩してこれまでずっと机上に放置したままになっていた。 今更ギンゴケでもないかもしれないが、基本的なことをすっかり忘れてしまっているので、身近なありふれたコケは観察のよい材料となる。このギンゴケは小さく、葉の先端の透明尖の部分がとても長い。ギンゴケが多数の無性芽を持っていることもすっかり忘れていた。
葉は茎に密生して、乾燥していても湿っていても葉の様子は変わらない。茎の先端付近の葉の基部には多数の無性芽が見られる。葉は卵型から広卵型で大きく凹み、葉縁は全縁で舷はなく、葉先は透明な尖となっている。中肋は一本で弱く、葉先近くで消える。 |
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