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[標本番号:No.1167 採集日:2017/03/28 採集地:栃木県、宇都宮市] [和名:ヤマトフタマタゴケ 学名:Metzgeria lindbergii] | ||||||||||||||||||
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宇都宮市の戸祭山緑地でいくつかのコケを採取した。一つは樹幹にベールのように張り付いていたヤマトフタマタゴケだった。久しぶりにフタマタゴケの仲間を顕微鏡で覗いてみた。 乾燥すると何ともみすぼらしい姿になるが、湿気を与えた途端に緑色半透明状態の鮮やかな姿に変身する。コケは長さ1〜2.5mm、幅0.6〜1.2mmほどで、非常にもろく簡単に千切れてしまう。カリプトラの表面は多数の長い毛に覆われている。毛は単細胞で壁はやや厚い。葉身細胞にトリゴンも油体もなく、細胞壁は平滑で薄い。腹鱗片の様子はよくわからなかった。 |
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