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2018年7月11日(水) フィット:結果的に1月に相談していた車
 今年の1月にカミコン(連れ合い)とこれから先のことを相談していくつか決めたことがある。その一つに10月までにマイカーを一台だけにするというものがあった。具体的な話をする前に突然の交通事故に遭い(2018.5.26)、帰らぬ人となってしまった。

 これまで軽自動車のスバルR2と小型車のプリウスの二台を所有・使用してきたが、これはこの6年間の間に、同日にそれぞれが別の場所にでかけるケースが結構あったからだ。そんな時、カミコンはもっぱらプリウスを使っていた。しかし、最近はそういったケースは少なくなり、買い物など日常のちょっとした利用や狭い山道を走るときにはR2を、二人で片道100Kmを越える舗装路を走ったりする場合にはプリウスを使うようになっていた。
 R2の車検が今年の11月、一方プリウスの車検は来年9月だ。ただプリウスはスポーツタイプのランクの最上級車種で最低地上高が110mmと低く、車体も大きすぎる。これでは荒れた道や狭い山道等を走るのに難儀する。そこで中古の4WDコンパクトカーに買い替えることに決めていた。ただ、具体的な車種や年式、グレードなどについては話し合っていなかった。

 プリウスは販売当時の最上級車種ゆえ便利な機能がいろいろ着いていた。クルーズドコンピュータ、自動照明、自動ワイパー、ハンドル上でのオーディオ調整、おなじくハンドル上での表示変更、などを始めいろいろと便利で楽できる機能が揃っていた。
 一方買い替えることにしたフィットは最下級車種、正確には一番下から二番目だが、こういった便利な機能は一切ついていない。かろうじてついている機能といえば、カーナビ、ETC装置、バックカメラくらいだろうか。年式をさらに一、二年落とせば、同じ予算で当時の上級車種も選べたが、あえてそうはしなかった。といのも楽をし続ければボケの進行が早まると思ったからだ。

 4WDのフィット(ガソリン車)にすることで、狭い道や未舗装路などを楽に走れることになる。車体はフィットの方がずっと小さいし、最低地上高は150mmで、ホイールベースも短く最小回転半径も小さい。軽自動車ほとではないにしても、ずっと小回りが利くことになる。
 またハイブリッドではないので、ラフロードで多少下腹をぶっつけても修理代金は安く済む。なんといってもハイブリッド車で後部座席下の大型バッテリーを傷つけるとビックリするような修理代を要求される。この件は、あえてガソリン車にした大きな理由のひとつだった。
 悪いこととしては、ハイブリッドを選ばなかったことで、プリウスと比較すると、今後はガソリン代金が年間で7〜8万円ほど高くつくことだろうか。しかし車2台所有の維持費に比べればずっと安い。フィット4WDは1月にカミコンと相談していた車ということになる。
 もっとも、カミコンと二人乗車でフィールドに出ることが当たり前だったので、今後独りでやって行けるのかどうかについては、はなはだ心もとない。全く自信はない。