このところ自宅周辺に始まって、いたるところで多数のタマゴタケを見る。やや食傷気味だが城山の山頂に出たのには驚いた。というのも毎週4〜6回ほど朝の散歩で登っている城山だが、全山杉植林の山で登山道の両脇も杉ばかり(a)。山頂の台地がわずかに開け数本の広葉樹かあるが、およそきのことは縁がない山だ。これまでこの山で出会ったきのこといえば、ヒノキオチバタケ、オオホウライタケ、ニガクリタケだけだった。
それが、昨日(7/6)早朝山頂に行くと、東屋(b)のすぐ脇の切り株の根元に大きなタマゴタケの幼菌が二つ出ていた(c, d)。山頂の東屋の柱に備え付けのノート「城山登頂記録」に「7/6(土) am7:00 霧雨 切株の根元にタマゴタケが出ています。今日の午後か明日の朝には開いていると思います。毒キノコではありません」と記した。
そして今朝(7/7)早朝再び山頂にたどり着いて、昨日見た切り株の根元に目をやると(e)、すっかり開いたタマゴタケがあった(f)。蹴飛ばされたり採取されてはいなかった。城山登頂記録を開くと、「7月6日(土) 8時半 曇り きれいなタマゴタケが出ています。皆さん取らないでください。」との書き込みがあった。
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