2002年7月15日(月)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
 ここ数日中に採取したきのこの胞子の姿をとりあげた。掲載の写真はすべて同一縮尺でスケール(1目盛りが1μm)はすべての写真に共通する。
 キコガサタケ(a)は小さなきのこなのに胞子は大きい。ザラミノヒトヨタケ(b, c)は毎回うまく撮影できない。シロケシメジモドキ(d, e)は1円玉を使って暗視野斜光照明(e)にして遊んだ。ムラサキヤマドリ(f)とミドリニガイグチ(g)は胞子の形は似ているが、大きさが異なる。チャコブタケ(h, i)はメルツァー液で胞子嚢先端がリング状に青く染まる。未成熟な胞子嚢(i)でも成熟した胞子嚢(h)でもこの反応は同様だ。オニイグチモドキ(j)の胞子は表面の模様がおもしろい。
 メインパソコンのOSであるLinuxのハードディスクがクラッシュしてしまった。とりあえず、サブマシン(Windows2000)を使うことにしたが、日常使い慣れていたLinuxが使えなくなったのは非常に痛い。システムのバックアップをとっておかなかったので、再びゼロから再構築しなくてはならない。HP維持専用のシェルスクリプトやらPerlスクリプトも一緒に吹っ飛んでしまった。「今日の雑記」の作成や、「キノコのフォトアルバム」の検索リスト作成などもPerlとシェルスクリプトを使っていたのだが、緊急にWindows2000のコマンドラインで動かす応急処置のバッチを作成した。しかし、Windowsの悲しさ、このバッチでPerlを動かすと、処理にとても長い時間はかかるし、常駐アプリをすべて終了させておかないと、メモリ不足でWindows本体が転けてしまう。しばしはこのバッチで乗り切り、その間にLinux環境を整備しなくてはならない。あぁ〜気が重い。

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