2002年12月14日()
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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 昨日明治神宮を歩いたがきのこの姿がほとんどない。昨年の今頃にはエノキタケ、ヒラタケ、キクラゲなどが見られたのだが、今年はわずかに硬いきのこが数種類見られただけだった。
 先週採取してきたケシボウズの仲間はフィルムケースに入れて冷蔵庫に放り込んだままだった。今朝フィルムケースから出して紙袋に入れ直して冷蔵庫に戻した。その際に胞子をいろいろな方法で覗いて遊んだ。
 マウント液や照明方法をかえたりしたが、それらから4通りのデータをとりあげた。やや水を多めにしてみたのが(a)、水はそのままで斜めからの照明に変更したのが(b)、水を使わず少し多めのアンモニアでマウントしたのが(c)、フロキシンで表面を染色したのが(d)だ。
 これらを見ると斜めからの照明の(b)では表面がとても立体的に見える。ちょっと工夫すると見えにくい胞子表面模様などが鮮やかに浮かび上がってくることがある。この胞子の場合はフロキシンで染色しても特に見えやすさには変わりなかった。
 まだ日の出までには時間がある。これから九十九里の浜にきのこ観察に出かけてこよう。

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