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さいたま市でもアミガサタケ(a〜d)が顔を出し始めた。正確にはトガリアミガサタケということになるのだろうが、まだ背丈は3〜8mm程度のとても小さなもので、よほど注意深く目を凝らしてみないと見つからない。アップした4枚の写真の個体のうち、最大のものが高さ8mmであった。ここ何年間か2月末から3月初めの頃になると1〜3mm程度の幼菌が地表に、といっても落ち葉の下の話だが姿を出しはじめる。そして、3月5日〜10日頃には落ち葉をかき分けて出てくることが多かった(雑記2002/3/5)。今年もほぼ例年並みの発生をみたが、昨年より若干成長が遅れ気味だ。京都などでは早々とすっかり成長した姿をみせているということだが、関東地方ではこれから10日ほど後には大きな成菌となって誰の目にもとまるようになるだろう。なお、川口市の桜樹下ではまだ発生を確認できなかった。 | |||||