2003年7月7日(月)
 
(a)
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(b)
(b)
(c)
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(d)
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(e)
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(f)
(f)
(g)
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(h)
(h)
(i)
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(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 3日間、菌友らと福島県の浜通り地域で楽しいときを過ごしてきた。海浜地域では適度の雨が降っているのだが気温が低い。山間部ではこのところずっと雨不足と低温が続いていたという。そのためだろう、山の中はカラカラに乾いておりきのこの姿はとても少ない。また、海浜地域ではやっと夏のキノコ類が出てきたばかりだった。
 マツ交じりのコナラ林で出会ったコナカブリベニツルタケ(a, b)はとても美しいきのこだ。2日間にわたって観察したが、乾燥のせいで傘を開くと同時にナメクジに次々に食われてしまい、ついに整った姿の成菌を見ることはできなかった。ナメクジ被害がかなり大きかったので検鏡後は、そのまま廃棄せざるをえなかった。観察・採取例の少ないきのこだけに残念だった。
 アカマツまじりの杉林にはアカカバイロタケ(c, d)が多数見られた。ヒダの分岐がよくわかるように拡大したものを掲げた。古いシイタケほだ場には多くのきのこがでていた。クロシワオキナタケ(e, f)にであったは実に久しぶりだった。ナガエノチャワンタケ(g, h)、クロノボリリュウタケ(i)があちこち見られたが、それらに混じって巨大なノボリリュウタケ(j)があり最初は何だろう思った。ヒョウモンウラベニガサ(k, l)、マルミアリタケはいくつも見ることができた。
 ニガイグチモドキ、アミタケなどイグチ類、ザラエノハラタケ、ナカグロモリノカサなどハラタケ科、ツルタケ、フクロツルタケ、タマゴタケモドキ、ヒメコナカブリツルタケなどテングタケ科のきのこにも何種類かであったが、全般的に数は少なかった。

日( )