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昨日の早朝秩父の石灰岩地帯(ハイキングコース)を歩いたが目的のきのこには全く出会えなかった。そこでミューズパークの音楽堂と音楽寺周辺の斜面を覗いたがきのこの姿は非常に少ない。大型菌は全く見られなかった。遊歩道の竹林脇斜面でソライロタケを1本だけ見つけた(a)。周辺にはキイボカサタケ(b)、ウスキモミウラモドキ?(c, d)などもチラホラ見られた。帰路、道路脇の常緑樹の根元に鮮やかな黄色のアセタケ(e, f)がでていた。 他に出会ったきのこといえば、クリイロイグチ、キアミアシイグチ、ツルタケダマシ、アカハテングタケ、イタチタケ、キツネノカラカサくらいだった。いずれもあまり状態のよいものではない。東松山市から小川町周辺は自転車のロードレースのため道路規制がしかれひどく渋滞した。 今朝黄色いアセタケ(e, f)を検鏡してみた。ヒダを切り出してみると(g)、側面には多数のシスチジアが見られる(h, i)。胞子は類球形(j)、担子器(k)は意外と捉えにくかった。傘表皮は中心から放射状に伸びる繊維状の組織(l)からなっている。どうやらこれはタマアセタケのようだ。 |
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