|
|||||||||||||
昨日の朝、オオムラサキアンズタケに逢いたくて山梨県白州町の山を歩いてきた。このところほかの地域ではきのこの影が薄かったのだが、ここではイグチ類、テングタケ類はもちろん、多くのキノコがでていた。ある所にはあるものだと痛感した。 今年のオオムラサキアンズタケ(a, b)は例年になく発生量が多く一つひとつの株も大きなものが多かった。直径5〜6メートルの菌輪に沿うように10数株が出ていてみごとだった。ニンギョウタケ(c, d)も何ヶ所かで大きな群落をなして発生していたが、最盛期を過ぎた株が目だった。オオムラサキアンズタケ同様に今年は発生の時期が例年より2週間から20日ほど早い。久しぶりにそれぞれ大きな株を一つずつ(b, d)食用に持ち帰った。 セイタカイグチ(e, f)は多数出ていたが、ヒゴノセイタカイグチは一個体も見られなかった。こんなことは初めてだった。イグチ類ではニガイグチモドキとベニイグチ(g, h)がとても多く大型で鮮やかな姿の個体が目立った。他にもニワタケ(i, j)や、シロオニタケ(k)とタマシロオニタケ(l)をはじめ、白色系のテングタケ科のきのこが何種類もみられた。 今回はデジカメの不調がひどく、撮影データの七割ほどはまるで使い物にならなかった。合焦機能の故障らしくいつまでも動きが止まらず電池がすぐに消耗する。すると今度は色調に異常をきたして撮影データはまるで夜写したかのように非常に暗くなってしまう。 |
|||||||||||||