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ニクアツベニサラタケのように見えるキノコ(a, b)を、タッパウエアに容れて持ち帰っていた。採取時に顔を近づけると胞子が飛び出す様子が見えた。子実体が成熟していることは間違いない。多忙の中、数日冷蔵庫に放置しておいたが、今朝調べてみた。 縦断面をみると中心部はかなりの厚みがある(c)。子実層面をみると側糸に囲まれるように子嚢が並んでいる(d)。メルツァーでは特に変化は無い(e)。 胞子(f)をみると表面に縦線模様は見られない。ということはこのきのこはニクアツベニサラタケではない。しかし今朝は、これ以上の追究をしている時間はない。 ハーバード大学の標本サイトをみるとニクアツベニサラタケ(Phillipsia domingensis)の胞子写真等が掲載されている。以下をクリックすると写真が表示される。 |
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