2004年2月13日(金)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 所沢航空公園と三芳町の社寺林を歩いてきた。急に春めいて暖かくなってきたが、乾燥続きの毎日のせいか、きのこの姿はとても少ない。出会ったのは硬質菌5〜6種類、キクラゲ類数種、クロコブタケの仲間数種のみであった。エノキタケ・ヒラタケは全くみられなかった。
 ヒメキクラゲがすっかり乾燥して、黒いつや無しビニールのような姿で枯枝にへばりついていた。見慣れないとヒメキクラゲであるとはなかなかわからないだろう(a)。1時間ほど水没させて放置しておくと図鑑などにあるような姿になった(b)。
 切片を作ってフロキシンで染めた(c)。一段倍率を上げても担子器の姿がわかりにくい(d)。他の菌やら虫に浸食されている。純粋な子実層面だと切り出したときの様子(e)も、倍率を上げたときの姿(f)もまるで違い、低倍率でも担子器は鮮明である。今朝の個体はまるでダメであった。

日( )