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昨日は福島県で一面雪に覆われた石灰岩台地を歩いてきた。目的のきのこについては何ら成果が無かったが、久しぶりに懐かしい顔にであったり、菌友との歓談を楽しむことができた。それにしても暖かいを通り越して暑いくらいの一日だった。雪の山ではしおれたシイタケやら面白い姿をしたクロコブタケなどにであったが、結局一枚も撮影はしなかった。 去る3日に栃木県葛生町でツバキキンカクチャワンタケ(a)を採取したが、翌朝検鏡した後は、採取時の容器、タッパウエアに入れたまま放置してあった。今朝その蓋をあけてみると、大型個体はややしなだれたような姿になっていた。しかし、他の普通サイズのものはいずれも深い腕形から皿形になり直径も2割ほど大きくなっていた(b)。以前から何度か感じていたが、フィルムケースなどのように密閉できて湿気が失われない環境におくと、採取後にも成長を続けるようだ。それにしても既にとっくにしおれていると思ったのに、成長までしていることに驚いた。 |
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