2004年4月17日()
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
 14日に雪の残る栃木県北部山中で、エツキクロコップタケ(a〜c)がオオズキンカブリタケに隣接しコナラの倒木から出ていた。このきのこもやはりとても大きな胞子を持っている(d)。切片を作り(e)、子実層、子実下層、髄層、托外皮層と順に観察し、メモをとりながら見ていった。
 このきのこに関しては、保育社「原色新日本菌類図鑑II」にかなり詳細に記されている。手元のメモと図鑑の記述を比較していくと、概ねそこに記述された枠に収まった。側糸はあちこちでY字形に分岐しているが、そのことは図鑑には記述がない。メルツァーで染めると子実層の部分はかえって見にくくなる(e)。

 今日は菌懇会ゼミ、パワーポイントファイルをCD-Rに焼いて、念のためにメモリースティックにも記録した。Tulostomaのサンプルも十数点を持っていくことにした。以前、プロジェクタとノートパソコンの接続でトラブったが今日はどうだろうか。

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