2004年4月27日(火)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
 このところどこに行ってもきのこの姿は少ない。さいたま市で梅林をみると一部では大きくなったハルシメジもまだみられるが、ウメウスフジフウセンタケがちらほら姿をみせだした。サクラ樹下のアミガサタケはほぼ終息したようで、干からびた個体がみられるのみとなった。
 武蔵嵐山から小川町、寄居町にかけての一帯でもきのこの姿はほとんどみられなかった。かつてソライロタケなどがよく出た竹林もすっかり手入れされ様子が変わってしまった。かろうじてウッドチップを撒いた地域だけにきのこの姿をみた。
 (a)の写真だけからは、これがシロフクロタケとはなかなか分かりにくい。やや干からびたビロードヒトヨタケ(b)のすぐ脇には、液化せずに反り返った状態で乾燥したヒトヨタケ科のきのこがあった(c)。これは、ザラエノヒトヨタケかネナガノヒトヨタケかはっきりしない。(d)の写真も、これだけではオキナタケとは気づきにくい。

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