2004年6月10日(木)
 
(a)
(a)
(b)
(b)
(c)
(c)
(d)
(d)
(e)
(e)
(f)
(f)
(g)
(g)
(h)
(h)
(i)
(i)
(j)
(j)
(k)
(k)
(l)
(l)
 いよいよテングタケ科のシーズンが始まったようだ。昨日川越市の保護林を歩いてみると、多種多数のテングタケ科のきのこに出会うことができた。1時間半ほどの間に、ざっと数えても10数種類を数えることができた。撮影したのはそれらのうちのほんの一部である。
 最も数も多く目立ったのがガンタケであった(a, b)。大きなものでは傘径18cmに及んだ。次に多かったのはアカハテングタケ(タマゴテングタケモドキ)であり、雨のあとで美しい姿のものが多かった(c, d)。さらにこれとよく似たツルタケダマシも目立った(e, f)。
 テングタケ科にまで手を出しても、同定作業の時間がとれそうもないので、ごく一部しか採取・撮影はしなかった。(g)、(h)もツルタケダマシの可能性が高いが、まだ同定作業の時間はとれそうにない。(i)、(j)については持ち帰らなかったので、種名は全く不明である。(k)、(l)はガンタケのすぐ近くに出ていたのだが、傘をみるとまるでガンタケのアルビノといった印象である。
 なお、ムラサキヤマドリタケはかなり大きく成長していた。カワリハツヒビワレシロハツドクベニタケクロハツをはじめベニタケ類はかなり多くの種がみられた。すでにヤグラタケすら発生していた。林内樹下は急に賑やかになってきた。

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