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7月10〜12日の三日間、静岡県福田町の海浜で実り豊かな(かなりマニアックな?)合宿を行うことができた。集まった仲間は京都、三重、愛知、東京、埼玉、福島などから計15名。初日は分類学概論、腹菌類総論、ホコリタケ科概論、ケシボウズタケ科概論などを勉強し、翌朝、全員で猛暑の海浜を歩いてケシボウズを採集し、顕微鏡で観察などをした。 雨無し梅雨の影響か、読みを大幅に間違えてしまい、ケシボウズタケ属に関しては今年発生した子実体はほとんど無かった。10日の浜岡砂丘でもミイラ(a, b)を観察しただけであった。しかし、ドングリタケ属(c)は最近発生したものをいくつも採取することができた。 合宿二日目(7/11)、福田の浜で早朝5:00前から朝食時間前まで、浜に繰り出してケシボウズを採取した(d, e)。残念ながら今年発生したケシボウズに出会うことはできなかった。朝食後は皆で顕微鏡を使って観察実習を行った。 二日目の昼、とても興味深いものに出会った(f)。「こりゃきっとワタゲケシボウズタケだ」、そんな話題を提供してくれた楽しい姿を写真に納めた。なお、今回の合宿でプロジェクタの扱いに関して、関西菌類談話会の丸山さん、佐久間さんには貴重なアドバイスをいただいた。この場で改めて感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。 |
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