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22日に三重県宮川村の石灰岩露地を探索したが、新鮮なウロコケシボウズタケは発生しておらず、古い個体が一つだけ残っていた(a)。柄は短く、赤褐色の鱗状ササクレもやや不鮮明である(b)。頭部には特徴的な模様が残っている(c)。柄にしろ頭部にしろ典型的なものとはほど遠い姿である。胞子の姿は、典型的なウロコケシボウズタケそのものである(d)。 宮川村への幹線道路はすっかり復旧して安心して走ることができる。しかし、北総門山南面から尾根スジに続く林道は、先の大雨のためずたずたに寸断されていた(e)。ふだんなら車でかなり高度を稼げる尾根だが、この日は2時間ほど歩かないとたどり着けなかった。林道の路面は不規則にウネって水流のすさまじさを物語っていた(f)。 |
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